天王洲の寺田倉庫G1ビルで開催中の「NAKED meets ガウディ展」に行ってきました。
ガウディ没後100年、そしてサグラダ・ファミリアの「イエスの塔」完成という節目に合わせた公式展覧会。

NAKEDとガウディ財団が世界で初めてタッグを組んだ展示で、「サグラダ・ファミリアの展示」というよりガウディという人物の生涯と思想を丁寧に追っていく構成になっていました。
チケット・日時指定券について
チケットは事前にオンラインで購入。ただ、チケットとは別に日時指定券(無料)というものがあって、これを取っておくと入場時間を確保できる仕組みになっています。
私が訪れた3月7日(土)は、この日時指定券が12時ごろには完売していました。この券を持っていなくても入場はできますが、日時指定券を購入していない人々は待機列に並び、案内されるのを待ちます。
その結果、入場まで1時間ほど並ぶことに。😭

日時指定券は無料なので、チケットを買ったら必ずセットで取っておくことをおすすめします!
混雑状況について
訪問したのは土曜日の14時ごろで、5階へ案内されたのは15時ごろ。案の定、中もかなりの混雑でした。
体験型の展示は並ばないと参加できないものが多くて、「これ飛ばそうかな」と思っても人の流れ的に次のエリアに抜けるのも難しい、という場面がいくつかありました。
ただプロジェクションマッピングのエリアはちょっと待てば多少ですが人が引いてくる瞬間が来ます。
焦らずゆっくりまわれば、混雑はあるもののわりと満喫できました。
展示はArea1からArea6まで、ガウディの生涯と建築に対する思想を順番に追っていく構成です。
入ってすぐの導入エリア。
サグラダ・ファミリアとトレンカディス(タイルを割って貼り合わせる技法)をあしらった大きなパネルがお出迎えしてくれます。

館内は一部を除き、基本撮影OK。
Area2はガウディの故郷・スペインのレウスの自然とガウディの幼少期をテーマにしたエリア。

このあたりはプロジェクションマッピングと壁に貼られた説明書き(テキスト)、そしてこのようなレプリカが置かれていました。
このエリアにもプロジェクションマッピングでガウディの幼少期について投影されていましたが、行列が壁に沿ってできていたため、ほぼ見えなかったです。
Area3はバルセロナで建築という学問を歩みを始めた頃の展示。学生時代の設計図?のレプリカもあって、細かい水彩で設計図というより絵画みたいでした。
ただ、このエリアは壁に沿ってテキストで説明が書かれているのがメインで行列だったので断念しました。
次は、天井に絵が描かれた布が舞っていて雰囲気はよかったんですが、人がいっぱい。

ここではプロジェクションマッピングでガウディの建築した建物たちを見ることができます。

このひまわりのタイルが可愛かったのですが、グッズ売り場になくてちょっとがっかり。

枕カバーがあったのですが、ちょっと好みじゃなかった…。
このエリアは、体験型?プロジェクションマッピングで、この手のマークにタッチすると建物の模型に映像が映し出されます。

実際にタッチするとこのように建物の周りがキラキラと光ったり、人影が動いたりします。
狭い空間でどこかから投影している感じもなかったですし、不思議です。
全6種類あって、違った装いを見せてくれました。色が鮮明で鮮やかで、どれも大変きれいです。
発見の工房 ― フニクラ体験
今回一番並んでよかったと思ったのがここ。
フニクラというのは、ガウディが建物の設計に使っていた「逆さ吊り実験」のこと。
糸や鎖に重りを吊るして垂らすと自然にできる曲線を上下反転させて建築の構造に活かすという手法で、重力に従った形がそのまま一番安定した構造になるという発想らしいです。
これがサグラダ・ファミリアをはじめとしたガウディの建築独特のアーチや柱の原点になっているらしいです。
このフニクラ、逆さ吊り実験を画面上でおこなう体験エリア。磁石みたいに重りの位置をモニターで動かしながら自分でデザインして、最後にポスターがもらえます。

並んでいたのでゆっくり操作する時間はなくて、よくわかんなかったけど一番ガウディっぽそうなエル・カプリチョスタイルを選びました(笑)
思い出としても嬉しい一枚。20分くらい並びましたが、思い出になりました。
ちなみに私たちは先に並んでしまったんですが、後からフニクラの説明ブースの存在を知って「先に見ればよかった!」となりました。
説明を先に読んでから体験するのがおすすめです。
次のエリアでは、ガウディがデザインしたグエル公園の俯瞰模型がありました。

公園全体の配置がわかる模型で、トレンカディスがたくさんあしらわれた緑豊かな公園。
カサ・バトリョ(1904〜1906年)のためにガウディがデザインした木製の椅子「バトリョベンチ」もレプリカが展示されていました。

座席ごとにアームで仕切られていて、それぞれが少し違う方向を向いているという不思議な形。
しかし座り心地まで計算されたデザインとのことで、実際に触れることができます。
そして、永遠の聖堂 ― サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリアの完成形を再現した白い模型。
Area1から順番にガウディの思想と軌跡を追ってきたうえで見るので、自然由来のモチーフで細かい柄ひとつひとりがガウディのらしさを表していて、模型の見え方がまったく違いました。
ここまでのプロセスを経て見るから見応えがある、という感じ。

ガウディはそもそも設計図をほとんど描かず模型でデザインを進めるスタイルだったそうで、さらに1936年のスペイン内戦でその模型や設計図の多くが焼失。
現在の工事は焼け残ったわずかな資料をもとに現在の技術とガウディの思想を受け継いで、建築が進められているとのこと。
そう知ってからこの模型を見ると、なんか感慨深いです。
こちらのプロジェクションマッピングの映像もここが一番見応えありました。
NAKEDのプロジェクションマッピングは色が鮮やかで、いつもきれいだなと思うんですが、今回もよかったです。
混雑してるけど多くの人が1ターンで流れていくので、ちょっと待てば人が引く瞬間がきます。
私も1ターン待って、中央で鑑賞させていただきました。
この映像自体はすごく良いものだったのですが、一回目も二回目も投影中に小学生満たないくらいのお子様がモニターとなる壁の前を走り回っていて。邪魔で邪魔で、ゲンナリしました😂(親御さん恥ずかしいから止めてあげて!笑)
グッズ売り場
最後はエレベーターで2階へ戻り、グッズ売り場を経由して終了です。
展示を出たところ、待機エリアにはありますが、入場者限定。帰りにしか購入できません。
そろそろ期間も終わりのためか、デザイン的に一部売り切れっぽいな?と感じるものもありました。
ショッパーがかわいすぎたので、購入。お家に飾る予定です。
これから行く人へのまとめ
- 日時指定券(無料)は必ず事前に確保。土曜は正午前には完売していました(なくても入れる!)
- 土日の午後は入場まで1時間以上並ぶ覚悟で。平日か開場直後がおすすめ
- フニクラ体験は、説明ブースを先に見てから並ぶのがおすすめ
- プロジェクションマッピングエリアは焦らず待てばOK
- グッズは入場者限定、人気デザインは早めに
【東京】
開催期間:2026年1月10日(土)〜3月15日(日)※今週末まで!
会場:寺田倉庫G1ビル5階(りんかい線・東京モノレール 天王洲アイル駅 徒歩4〜5分)
【大阪】
開催期間:2026年4月17日(金)〜6月15日(月)
会場:グラングリーン大阪 VS.(うめきた公園 ノースパーク内)
東京は今週末3月15日までなのでもう間に合わないかもですが、大阪でも春から開催されます。
会場の規模や構成が変わる可能性はありますが、Area6のサグラダ・ファミリアのプロジェクションマッピングは圧巻だったのでぜひ。
最新情報・チケットは公式サイトでご確認ください。

