清水寺の夜間特別拝観で紅葉を堪能してきました

秋の清水寺の夜間特別拝観に行ってきました!

清水寺は言わずと知れた京都を代表する世界遺産。日本人の中では、トップ5には入るかなり有名なお寺だと思います。
平安時代から1200年以上もの歴史を持つ古刹で、「清水の舞台から飛び降りる」という言葉の舞台となる地としても有名。

そんな清水寺が、秋になると期間限定で夜間拝観ができます!(普段は夜間拝観はできません)

秋の夜間拝観は、紅葉のライトアップや、清水の舞台もライトアップされます。まったく違う印象です。

とにかくこの清水の舞台のライトアップがめちゃくちゃ綺麗です。ここでしか当然堪能できない。

私たちが訪れた11月29日は、ちょうど紅葉が見頃。
天気もよくて、夜のお出かけには申し分ない、過ごしやすい日でした。

参道での買い物は行きが勝負

19時半頃に到着して、参道を歩きながら清水寺へ向かいました。茶わん坂も昼間とまったく違って雰囲気もよく、風情がありました。

もし参道でお買い物をしたい場合は、お昼に来るか、夜間拝観に向かうときに済ませるのがおすすめ。
夜間拝観の日でも、帰りには参道のお店もほとんど閉まってしまいます。

私もどうしても七味家本舗の七味を買いたかったので、お昼に一度お買い物にいきました。行きも多くのお店が閉店していて、帰りはほぼすべてのお店がシャッターを下ろしていたと思います。

清水寺に向かう一本道もこんなに真っ暗に。お土産を買いたい方は、拝観前に済ませておくのが安心です。

ライトアップされた紅葉の美しさ

境内に入ると、想像通りの人出でした。でも境内が広いおかげで、清水の舞台までの道のりは意外とゆったりと撮影しながら歩けました。

ライトアップされた真っ赤な紅葉が夜空に浮かび上がる姿は、まるで別世界のよう。

本堂からの絶景

そして清水の舞台からの眺めといったら。京都の夜景と紅葉が同時に楽しめる特等席なんです。

京都の夜景と、紅葉がセットで見られます。
奥にあるのが、京都駅にある京都タワー(だと思いますw)

本当に、京都のもっともな魅力ですが、文明と世界遺産の身近さには感動します。
想像よりも神社や寺院が密集して、移動も便利なので、たくさんの観光地を巡るのにベストな街ですね。

本堂の奥に位置する桧舞台から清水の舞台(本堂)を撮影することもできますが、この撮影スポットは覚悟が必要でした。

よく観光用のパンフレットなどにも使われている画角で、満員電車並みの行列、押し合い圧し合いの大混雑。
私たちは、20時過ぎ頃に到着しましたが、10分ほど満員電車で並んで撮影できました。

並び列はこんな感じです。行列。

ゆっくり見ることは叶いませんでしたが、ここから眺める清水の舞台は素晴らしく綺麗なので、チャレンジはしてほしいです。

みなさん思いやりをもって、ルールを守って並んでいたので、意外とストレスなく写真撮影ができました。

並びたくない方は早く行くのがいいかもしれません。

個人的にいちばん印象に残ったのは、清水の舞台を下から見上げる景色。

ここは桧舞台を通り過ぎて、坂道を下ったエリアに当たります。

まさに音羽の滝がある場所です。

清水寺の有名な懸造り(かけづくり)をライトアップされた紅葉と一緒に眺める。あの有名な舞台の骨組みの光と影、紅葉の色どりのコントラストが本当に美しい。すごいなあ…と、建築技術にもしみじみと感動しました。

清水寺の公式サイトは結構読み物として面白いので、ぜひ読んでから行かれるのをおすすめします。

歴史 | 音羽山 清水寺
京都府京都市。「清水の舞台」で知られる寺院。北法相宗の本山(一寺一宗)。縁起、年中行事、境内案内。

清水寺の歴史や、建築技法などが紹介されていて、これを見てから行くと面白さが倍増すると思います。

夜間特別拝観の魅力

拝観料は500円。この景色でこの値段は安すぎる…。500円でこの満足度は半端ないです。

夜間特別拝観は閉館時間までしっかり滞在しました。昼間の清水寺ももちろん素晴らしいですが、夜のライトアップはまた格別ですね。

コートを着ていけば寒さも問題なく、11月末でも快適に過ごせました。

車でのアクセスは本当におすすめしません

今回は、同行者が足が悪くて車での訪問となったのですが、これが大失敗。

駐車場探しにかなり苦労しました。
五条通り付近をぐるぐる回って、ようやく見つけた駐車場も料金が驚くほど高くて、しかも遠い。正確な金額は忘れてしまいましたが、とにかく高かった。

バスや電車でのアクセスを強くおすすめします。
車で行こうと考えている方がいたら、まじでやめたほうが良いです。

おわりに

永観堂に続いて清水寺も訪れることができて、充実した京都の夜でした。

車でのアクセスの大変さはありましたが、美しい紅葉を楽しめました。これから行かれる方は、ぜひ公共交通機関でのアクセスを検討してください。

そして参道でのお買い物も忘れずに。夜間特別拝観なら、行きが勝負です。

アクセスメモ

  • 拝観料:500円
  • 夜間特別拝観の時間をチェックして訪問
  • 車より公共交通機関がおすすめ
  • 参道での買い物は行きで済ませる
  • 清水の舞台スポットでの撮影は10分程度の待ち時間を覚悟