北海道旅行で余市町を訪れました。元の目的は、有名なニッカウヰスキーの余市蒸留所。
ウイスキー目的に来たのに、トイレで寄った「スペース・アップル よいち」がとても面白くて、かなり強烈な印象に残っているので記録します。

余市町と言えば、ニッカウヰスキーの聖地。
余市のニッカウイスキーは、連続テレビ小説 マッサンの舞台でありますね。

ブラックニッカ余市蒸留所の真裏に位置する「スペース・アップル よいち」


スペース・アップル よいちで、トイレに行こうと寄ってみたら「余市宇宙記念館」がなんと、年に1回の無料イベントで入館無料に。

毎年、この日は入館無料らしいです。よくわからないけど、タダだし、時間も少し余っちゃったから行ってみるか~と寄り道。
「余市でなんで宇宙…?」と思ったのですが、余市町は日本で初めてスペースシャトルに搭乗した宇宙飛行士の毛利 衛さんの出身地であると、ここで知りました。
館内は、宇宙や、宇宙飛行に関する資料、宇宙飛行士 毛利さんに関する展示資料がたくさん。
歴代人間が宇宙に挑んだ歴史や宇宙飛行士の年表があったり、毛利さん個人の年表も展示されていて、彼の身体能力がいかに異常…じゃなくて、高いか、を知ることができます。(笑)
毛利衛さんは、この余市宇宙記念館の元館長であり、現名誉館長。

館内は基本的に撮影OKで、顔はめパネルや撮影用の小道具?なども各所に置かれていました。
実際の着用されていた宇宙服やロケットの模型、宇宙に関する不思議なことを紹介する展示が盛りだくさん。

これは探査機の着陸地点目印になるターゲットマーカー。
ただの布製のボールのようですが、フラッシュをたいて写真をとるとめっちゃ光る!

これが実物大で、手のひらサイズ。
あんなに広い宇宙で、こんな手のひらサイズのボールが目印になるんだからすごいですよね…こんな体験もできます。
システムがよくわかっていなくて不思議そうに見ていた御夫婦様に、「こんな風に光るんですよ」ってフラッシュをたきながら撮影した画像をお見せしたら「やだ~」と、爆笑してました。(笑)
宇宙に関する展示は本当に幅広くて、スペースシャトルの歴史も紹介されていました。

3Dショーで、未来の科学(?)らしき、宇宙エレベーターの体験をしたり、ドーム型のプラネタリウムもあって星空に関する解説を聞きながら、余市の夜空をプラネタリウムで堪能しました。

運転休憩がてらの寄り道のつもりが、あまりにも情報が多すぎて没頭してしまい、気づいたら1時間半以上滞在していました。
お陰でホテルのチェックイン時間に、遅刻する羽目に…(笑)
展示だけではなく、スペース・アップル よいちでは、宇宙にちなんだお土産も販売もしていて、宇宙食なんかも売ってました。
「タダだ~」とノリで入ったことが申し訳ないくらいの情報量でした。
余市町観光の際は、ウイスキー蒸留所と併せて、ぜひスペース・アップル よいちにも立ち寄ってみてください!
余市は、空気が澄んでいて静かで良い街だったので、小樽観光の際にちょっと足を伸ばすのも、おすすめです。