東京在住の旅好き酒飲みOL、この度京都へ紅葉狩り旅行へ行ってまいりました。
個人的に日本一と思っている真っ赤な京都の紅葉を飽きるほど楽しむのが今回の旅の目的です。2泊3日で京都へ出かけてきました!
中でも本当に見ごたえのある永観堂 禅林寺総本山。
コロナ前の2018年頃にも実は秋の京都を訪れていて、永観堂も人生二度目。
2024年、永観堂の夜間特別拝観に行ってきました!混雑状況や、混雑を回避しながら満喫する方法をご紹介します。

奥山の 岩垣紅葉 散りぬべし 照る日の光 見る時なくて -藤原関雄–
藤原関雄さんが古今和歌集で永観堂の紅葉を詠った一句だそうで、その頃から永観堂は紅葉の名所として有名。
現在も、「秋はもみじの永観堂」と言われるほど真っ赤なもみじを楽しむことができる京都の紅葉スポットの中でもかなり人気な名所です。

2024年の永観堂の夜間特別拝観は17時半受付開始。17時に到着しましたが、既にぞっとするような行列です。
しかし、案内が開始されると意外とスムーズで、20分ほどで入場できました。
入館料は、700円。お釣りなどのやりとりも時間のロスになるので、人数分×入館料は事前に準備しておいた方がよいでしょう。
まず、入館は早ければ早いほど良いです。待つこと覚悟で、早めに到着して並ぶことをおすすめします!
遅くなればなるほど、中が混雑していくので写真を撮るのも一苦労。
人の波に埋もれてしまうので、早めに入って、混む前に満喫するのがおすすめです。
永観堂は入館料を払って、中へ一歩足を踏み入れた瞬間にこの景色です。

どんどん先へ先へ…進めば進むほど「700円は安すぎる。もっと払わせて!」と、思うはずです。それほどに、永観堂の紅葉は美しいです。
こちらがもっとも人気撮影スポット?と思われる庭園の水面に映る紅葉。

6年越しの永観堂でしたが、ここは何度見ても胸が打たれます。何度来ても感動するでしょう。
以前は、入口のすぐ右手側の「夢庵」という窓?のような場所から永観堂の池を眺めることができたのですが、現在は封鎖中でした。
当時6年前、そこから撮影できた頃の写真です。

永観堂の池全体と紅葉を上からのアングルで見渡すことができる唯一の場所でした。
混雑緩和のためですかね…?仕方ないけど、ここが一番の感動ポイントだったので、少しばかり残念な気持ちはありました。
順路通りに歩いていくだけで、紅葉の絶景が続きます。
日の当たり具合で、ところどころ紅葉度合いが違うもみじが一層赤のきれいさを引き立ててくれています。

別のアングルで、横に撮るとこんな感じ。

異世界かと思うほど素敵な景色がずっと続くので、私も藤原関雄さんや松尾芭蕉さんのようなセンスがあれば一句詠みたいくらい…。(笑)
この写真がお気に入りショットで、どこよりもきれいに水面に紅葉が映っていました。
ちなみに、橋の上は撮影禁止…昔は撮影できた気がしたんですけどね。やっぱり混雑で危ないで、これもまた仕方ないですね。
写真はありませんが、この水面に映るもみじを肉眼で堪能する大チャンスですのでぜひ直接目にしてほしいですね。
まとめ・感想
6年前は「絶対きれいなんだけど…あと1週間ぐらい遅いほうがよかったか…」と紅葉の色づきに少し物足りなさを感じた永観堂。見事にリベンジを果たせました!
やっぱり京都に紅葉を見に来たなら、永観堂は外せないと思います!
特に池に映る紅葉は、訪れた他の寺院でも一番の絶景。
私が帰るときに19時前くらいでしたが、まだこの時間からでも人がなだれ込んでいっていたので、本当に早くにいくことをおすすめします。

(私の反対側、奥側はこれから入る人の列です。)
混雑への覚悟は必要ですが、それでも行く価値がある旅でした!
旅の基本情報・記録
- 訪問日:2024年11月30日(土)
- ライトアップ開始:17:30〜
17:25頃から列が動き始めた印象 - 拝観料:700円
- 駐車場:自家用車の駐車場なし。
近隣コインパーキングに駐車or岡崎公園駐車場に止める必要あり。 - お手洗い:待機列付近、館内にもあり。(順路の途中、折り返し地点辺り??)