はじめに
この記事では、Google Gemini CLI を Windows にインストールして使い始める方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。
「Node.jsって何?」「コマンドってどこで打つの?」「パスワードが見えないんだけど!?」という方でも大丈夫。
なぜなら私がそれだから。(笑)
私自身が実際に試してみて「ここが分かりにくかった」と感じた部分、つまずきポイントとして補足説明を入れました。
これを見ればエンジニアではなくても、Google CLIを立ち上げられます。
必要なもの(事前準備)
Node.js の確認方法
Gemini CLI は「Node.js」というソフトを使って動きます。すでに入っているか確認しましょう。
- Windowsキーを押して「cmd」と入力 → Enter
- 以下のコマンドを入力:
node -v
v20.12.0
のようにバージョンが表示されればOKです。
表示されない(=Node.js が入っていない)場合
以下の公式サイトからダウンロードしてインストールします:
- 「LTS(推奨版)」を選んでダウンロード
- インストーラーはそのまま「次へ」で進めばOKです
Gemini CLI をインストールする
- コマンドプロンプト(cmd)を開く
- 以下のコマンドを実行:
npm install -g @google/gemini-cli
「-」や「/」がチカチカと切り替わる時間が、数十秒かかる場合があります。
インストールが終了したらgeminiを起動します。
gemini
と入力するとGeminiが起動します。
こんな画面になったらOK

↑↓の矢印で、「Login with Google」を選択してEnterを押します。
ブラウザでGoogleログインを求められます。ログインしてください。

Gemini Code Assistからアカウントにアクセスできるようになりました!

超簡単じゃないですか!?
ここの「Type your message or @path/to/file」に自然言語で入力してエンターを押せばファイルを直接参照してくれます。

インストール後は、どうやって使うか?
インストールが完了すれば次回からは、ターミナルを開いて「gemini」を入力すればOK.
geminiを入力してエンターを押せば、毎回カラフルな画面が起動してくれます。

ログインも基本的にはSKIPできます。超簡単です。
よくあるつまずきポイント(Q&A)
ターミナルってなに?
ターミナルは、パソコンに文字で命令を出すための画面のことです。
メニューで、「cmd」「ターミナル」などと入力すると真っ黒な画面が立ち上がりますので、そこからgeminiを起動して指示を出します。
Gemini CLIって何ができるの?
保存されているコードやテキストファイルを、自然言語で指示することで書き換えることができます。
「このファイルのコードをこういう風に変えておいて」と頼んでアクセスを許可したら、勝手に修正してくれます。
「gemini chat」って打ったけど動かない?
→ gemini chat
はサポートされていません。正しくは 「gemini
」 です。
まとめ
ステップ | 内容 |
---|---|
1. Node.jsの準備 | nodejs.org からインストールまたは node -v で確認 |
2. Gemini CLIの導入 | npm install -g @google/gemini-cli |
3. geminiを呼び出す | インストールが完了したら「gemini」と入力 |
4. Googleにログイン | ブラウザが自動で開くのでログインする |
5. CLI起動完了 | Type your message に、指示を入力! |