【博多ぼっち旅】人力車に女一人で乗ってみた!

一人旅

こんにちは!都内在住の20代OL都内の子です。

今回は、博多旅行で挑戦した人生初の人力車体験についてお話しします。
ひとり旅が大好きな私が、120分の贅沢コースに乗ってきました。

目次

  1. 人力車体験の概要
  2. 当日の流れと見どころ
  3. 一人で乗る人力車、実際どうだった?
  4. まとめ:博多観光におすすめの理由

1. 人力車体験の概要

今回利用したのは「博多人力屋」さんの120分コース。

一番長いコースですが、これが正解でした!

寺院巡りや街の歴史など、盛りだくさん。
人力車に乗りながら、博多の街や歴史についてガイドもしてくださって、あっという間の2時間でした。

2. 当日の流れと見どころ

集合・乗車

集合場所は観光客向けの建物で、お土産屋さんのレジで声をかけると車夫さんが出迎えてくれます。
トイレも完備されているので、出発前にここでトイレを済ませておくのがおすすめです。

人力車に乗るときは少し緊張しましたが、車夫さんのサポートもあり、スムーズに乗車できました。

シートはふかふか過ぎず、想像より深く腰を掛けることができて、乗り心地最高。
揺れも思ったより少なくて、快適です。

曇り予報でしたが太陽が出始めて、人力車に乗っていると風も気持ちよく感じられます。

博多の名所巡り

最初の撮影スポットは大きな山笠の前。
博多祇園山笠の迫力を間近で感じられます。

博多祇園山笠のお祭りや、この山笠に関するお話を聞いたり。
この山笠の前で、記念撮影もしてくださいました。

次に訪れたのは屋台の保管場所。
私が、博多の屋台を昼間に片付けられるとは知らず、驚き。

博多の裏側やローカルも見られるのは、人力車ならではの醍醐味かもしれません。

寺院巡り

博多大仏では、木造の大きな仏像に圧倒されます。大仏様の撮影はできないのですが、近くで見ると木の香りまで感じられて、神秘的な雰囲気に包まれました。
大仏様の背後には小さな仏像がたくさん並んでいて、その数の多さに驚きました。

ここでは「地獄・極楽めぐり」という面白い体験もできます。まさに地獄から極楽浄土への旅を追体験するんです。
最初は地獄のおどろおどろしい絵画に少しビビりましたが(笑)、最後は真っ暗闇の中で「仏の輪」という輪っかに触れると極楽浄土行きの切符がもらえるんです。

本当に中は真っ暗で、真っ昼間にここまで真っ暗な場所にいるのは不思議な感覚。
「手をここに固定していれば、そのうち触れますよ」と車夫さんにアドバイスをもらって、無事に極楽浄土行きの切符をゲット!
ちょっとしたアトラクション気分も味わえて、楽しかったです。

博多千年門

次の撮影スポットは、博多千年門です。この門は博多祇園山笠の発祥の地である承天寺(じょうてんじ)のすぐ近くにあります。

2014年に完成したこの門、思ったより最近なんですね(笑)。
車夫さんが「実は最近なんです」と笑いながら教えてくれました。門ができる前はここは「普通の道」だったそう。

門には博多織の模様も入っていて、博多の伝統工芸も感じられます。

でもこの場所には歴史があって、江戸時代には「辻堂口門」という門がこの辺りにあったそうです。

当時は高い建物もなかったので、博多港から太宰府へ向かう道中の重要な目印になっていたんだそう。海路で博多の港に着いた人たちは、まずこの門を目指して歩いたんですって。

車夫さんに教えてもらって、後でGoogle マップで確認してみたら本当でビックリ!
この門から太宰府までまっすぐな道が続いていて、現在も一本道でつながっているんです。

門をくぐると、博多のビジネス街のすぐ近くなのに、一気に歴史ある雰囲気でギャップを感じました。

日本酒の試飲

コースの締めくくりは地元の酒蔵での試飲。
5種類のお酒を味わえて、ほろ酔い気分で帰路につきました。

一口か二口ずつですが、5杯もいただくとそこそこに酔っ払います。(笑)

しかも昼間に飲めるのは、休みで旅先の醍醐味ですね!

試飲で日本酒を堪能したら、帰り道。

帰りはあえて行きと別のルートを選んでくださいました。
行きは福岡大空襲の影響で新しい建物が多い栄えたエリアでしたが、帰りは古いお家がぎゅっと残っている細い道を通って帰りました。

博多の街の歴史的背景も知ることができて、どちらも違う雰囲気で楽しめます。

3. 一人で乗る人力車、実際どうだった?

正直、最初は少し恥ずかしさもありました。
でも車夫さんとの会話や街の新しい発見に夢中になるうちに、そんな気持ちは吹き飛んでしまいました。

むしろ、一人だからこそ車夫さんとじっくり話せて、博多の歴史や文化についてより深く知ることができたと思います。

車夫さんが「うどんや饅頭も博多発祥と言われているんですよ〜」なんて「諸説ありますけどね」と雑談したり。
裏話的な、地元に住んでいる方ならではの話も教えてくれたり。
「このあと、〇〇食べに行くんです〜」と旅のプランについてお話しできたり。

車夫さんのお人柄もあると思いますが、本当に楽しい時間でした。

街の歴史や文化について、こんな風に車夫さんと会話しながら巡れるのも人力車の魅力だなって思います。

4. まとめ:博多観光におすすめの理由

  • 120分で博多の主要スポットを効率よく巡れる
  • 車夫さんの詳しい解説付きで、街の魅力を深く知れる
  • 一人でも気軽に楽しめる
  • 浅草や京都と比べてリーズナブル(1名13,000円、2023年10月現在)

人力車での博多巡りは、観光だけでなく、街の雰囲気や歴史を肌で感じられる貴重な体験でした。次は夜の屋台巡りにチャレンジしてみようと思います!