仙台といえば、牛タン。牛タンといえば仙台。
仙台で牛タンを食べてきました。
東京生まれ東京育ちなので、東京にないお店に行きたくなっちゃうんですよね!笑
有名とか美味しいとかチェーン店とかじゃなくて、『東京にはない』を指標に探してしまうのは東京生まれあるあるなんじゃないでしょうか。
さて、日本の牛タン消費量は海外に比べると多く、焼肉でもメジャーな部位である牛タン。
焼肉にいけば必ず食べる、焼肉の部位で一番好き!という声もよく聞きますね。
ただ仙台の牛タンは焼肉ではなく、厚切りの定食スタイルが一般的です。
テールスープと麦飯にさっぱりめの浅漬、そして厚くカットされた牛タン。
そもそも仙台といえば牛タンなのはなぜ…?という疑問を持ちつつ、東京にはない(笑)、たんや善治郎 本店へ行ってまいりました。
たんや善治郎 本店へ
仙台駅の中には、『牛タン通り』という有名な牛タンのお店が立ち並ぶレストラン街があるほど、仙台はどこへ行っても牛タンの推しが強い!(笑)
牛タン欲が抑えられず、私も仙台に来たからには!と、牛タン定食をいただいてきました。
牛タン通りを2往復ぐらいしましたが、有名なお店はどこも並んでいました。
やっぱり考えることはみんな同じですね。
なので、駅から離れてたんや善治郎 本店へ伺いました。
本店は駅から数分。ビルの3階に位置していて向かいはケンタッキー。
駅からお店までは歩道橋を歩いていくことができました。
到着したのは16時20分頃。お店の前には3,4組待っていました。
階段側に沿って私も列に並びます。
カウンターに案内されたのは16時50分ごろ。
帰りに見たときには階段の奥、別のフロアまで届くんでは?というところまで並んでいたので、並びたくない…という場合には、時間をずらして行くことをおすすめします!
メニューはしっかり並んでいる間にWEBで確認済み。
メニューがこちら↓
着席してドリンクだけを決めてたら、早々に店員さんにオーダーします。
お酒は座った瞬間の気分が大事なので、座ってから決めました。
私が注文したのは、たんや善治郎の牛タン定食4枚(8切れ)。お値段は2,350円。
と、日本酒の飲み比べ。
牛タン定食は3枚(6切れ)からありますが、せっかくなので、1枚プラス。
なかなか東京ではいただく機会も少ないのでちょっと贅沢を。
たんや善治郎は、牛タン定食のど定番(麦飯・テールスープ・牛タンと浅漬)に、とろろかサラダをチョイスできます。
これは嬉しい!とっても嬉しい!
そして、私はとろろを選択。
健康を考えて、サラダにしようかほんの一瞬迷いました。
が、牛タンと麦飯にはとろろがないと始まらない。
周りもとろろの方が圧倒的大半を占めている…。
「牛タン食うなら、別料金だとしてもとろろはトッピングすべし」との先輩の教えを忠実に守ってとろろをオーダー。
このお店はもれなくサービスでしたが。(笑)
健康を考えてサラダにしようか迷ったわりに、しっかり日本酒の飲み比べはくいっと。(笑)
美味しいごはんには美味しいお酒が一番。
左から、
「浦霞 純米辛口」
「乾坤一 特別純米辛口」
「伯楽星 特別純米」。
どれも宮城県の日本酒です。
日本酒は10数種類の中から3種類選ぶことができ、私はいずれも辛口と書かれているものを選びました。
そしてお酒を頼むとサービスでついてくる小鉢、切り干し大根。
甘じょっぱい味が日本酒をさらにうまくさせる。サイコー。
日本酒を少し口に含み、まずは日本酒の米の香りを味わう。
そして牛タンを一切れ、口へ。牛タンは口の中で大事に、よく噛みます。
噛めば噛むほどに牛タンの旨味がじわじわと口の中に広がる!
焼き加減も火が入りすぎておらず、柔らかい。
塩味も強すぎなくて、ただしっかりついているので、米が進む良い塩梅。
牛タンはこんなに厚切りですが柔らかいので、噛まずにもいけてしまします。
ただ、噛めば噛むほど美味しいエキスが溢れてくるので、噛まずに呑み込んでしまうなんてもったいない。
口の中いっぱいに牛タンのジューシーな旨味が広がったところで、とろろ麦飯をぐっと頬張るのがとにかく幸せ。
牛タンの旨味を口の中でいっぱいに溢れさせたら、南蛮味噌で味変してもうまい。ご飯が進みます。
牛タンは脂の多い部位なので、付け合せのお漬物を食べて口の中をリセットして、日本酒を飲む。
その後に牛タンをいただく。幸せが何度も溢れてくる。
牛タン定食を注文すると麦飯を1回おかわりできます。
しかもおかわりの量も聞いてくれます。大盛りもできてしまうということ!(笑)
大盛りおかわりと言いたいところでしたが、普通盛りでおかわりいただきました。
お腹いっぱい幸せいっぱいで、店をあとにしました。