「リセール申し込んでみようよ!」と誘われて申し込んだ、Official髭男dismの日産スタジアムライブがなんと当選。ライブの前々日のできごと。(笑)
実感のないまま、その日を迎えることになりましたが、最高の1日でした!
快晴、初Official髭男dism

当日2025年06月01日は嘘みたいな晴天。6月と思えないほど暑い。
前日は大荒れの天気だったので、まさかこんなにも天気に恵まれるとは。
私にとっては、初めてのヒゲダンのライブ。
そして初の屋外ライブ。
やっぱりチケットを買ってすぐで実感はなかったけれど、すごくよかったです(語彙力…!)
どれくらいよかったかというと、ライブから1か月も経たずにファンクラブに入ってしまうほど。
今ではしっかりファンクラブ会員になっています。笑
開演直前の雨にふりまわされ。

開演1時間前までは快晴だったのに、急に雨が…。
人が屋内になだれ込み、てんやわんや。開演前はこんなに晴れてたのに!!笑

幸いにも、ライブが始まる頃には雨も止んでくれました!
手首にライトを全員つけて、参加します。
入場時に全員へ配られました。
全員が同じものを持っている、というのがなんだかいいですね。
みんなで演出の一部になっているような感覚がありました。
知っている曲ばかり、という驚き
ヒゲダンって、日本中の暮らしに溶け込んでるような曲が多すぎて。
予習をしていなくても、全曲わかるくらいの勢いでした。
あんなに「全曲知ってる」ライブは初めてかもしれません。
でも、それ以上に印象的だったのは、メンバーひとりひとりのにじみ出る誠実さ。
「日産スタジアムに立つ自分たち」よりも、「ここまで連れてきてくれたバンドメンバー含む仲間やファン」に感謝を込めて一曲終わるごとに深く頭を下げていたり、涙ぐむように楽器を奏でる様子。
そして、感謝の思いを丁寧に語るMCの姿、すべてに胸を打たれました。
その言葉の一つひとつに、嘘や虚栄が見えないなぁと心から感じられたのが印象的でした。
映像と現実がつながるオープニング
有名な洋楽(すみません、ど忘れしました…)が流れたあと、スクリーンにはバンドのストーリー映像が。
それがリアルタイムのバックステージ映像へとつながり、メンバーが順番にステージへ。
最後にボーカルの方が現れ、スタジアムを背にした背中が巨大ビジョンに映し出される。
よくある演出かもしれないけれど、その瞬間の高揚感はたまらないものでした。
パラボラの生歌にじんわり
一曲目は「Same Blue」
序盤の緊張感から「ミックスナッツ」「Subtitle」などの超有名曲続く流れ。(有名なのは全部だけど‼)
とにかく序盤は、全部が有名曲すぎて、ただただ唖然としていました。(笑)
私は「パラボラ」がなぜかずっと好きで、あの生歌が聴けたのは本当に感動でしたー😭
初めて拝見するメンバーのお顔も、楽しそうに演奏する姿も、なんだか幸せをおすそ分けしてもらえた気分。
ボーカルの歌声が空に抜けていくのが惜しい
ボーカルの方は、歌がとにかく上手いとは聞いていたけれど、生歌は想像以上でした。
CDと遜色ないどころか、CD以上に力強く透き通っていて、空に抜けていってしまうのが惜しい。
スタジアムは決して歌い手にとっていい環境とは言えないのかもしれないけど、それでもしっかり聴き惚れる歌声。
その素敵なお声を、閉じ込めておいてほしい!!
「箱の中(屋内)」でも聴いてみたい。そう思わずにはいられませんでした。
ノーダウトで戻ってきた昔のときめき
「ノーダウト」が出た頃、ヒゲダンにドハマりしてまして、実は。
周囲の人に勧めまくっては、「変わった名前のバンドだね…」と、不思議そうな顔で言われていました。(笑)
世間の熱に反比例して、自然と離れていってて、今回はミーハー参戦でしたが、「ブラザーズ」と「ノーダウト」で、当時のときめきが一気に戻ってきました!
めっちゃ知っている懐かしい曲で、飛び上がるほど嬉しくて、リアルに飛びはねて盛り上がりました。(笑)
この記事を書くにあたって調べたら、「ノーダウト」はメジャーデビュー曲だったんですね。ずっと最前線にいるって、すごいなぁ。
火、水、光、花火――後半の熱
後半になるにつれ、ライブの演出もどんどん豪華に。
巨大ビジョンはもちろん、水、火、光、そして最後には花火。
火の演出辺りから、スタジアムの空気がどんどん熱くなっていくのを感じました。
「帰りたくないな」。心に沁みたMC
MCは、言葉の選び方が詩的で入ってきやすくて。
話したいこと、伝えたいことを素敵な言葉で届けてくれる人なんだなぁと感動しました。
「Official髭男dismを好きでいてくれた人がここまで育ててくれた。音楽にできることはあんまりないかもしれないけど、あなたの人生がヒゲダンを強くすることを忘れないで。」
というようなMCがあって。
たくさんのものを一方的に与えられているんじゃなくて、誰かの人生のためになっているのか…と安心に包まれるような気持ちに胸が熱くなりました。
等身大で楽しんでいいんだ。と。
「帰りたくないな」って言っていたボーカルの方の言葉が、素直に胸に沁みました。
綺麗事じゃなく、ちゃんと誠実で、押しつけがましくない。
それでも、しっかり伝わってくる想い。言葉で感動する、久しぶりの体験だったように感じました。
アンコールは「I LOVE…」

MCでも、「アから始まる5文字…待ってるので。呼ばれてなくてもくるんですけど(笑)」って言ってたアンコール1曲目。
アカペラでボーカルの方の声だけが響くアレンジバージョン。
いや…これは感動しない方が変ですよ!リアルに鳥肌が立ちました。
そこから4曲?くらいかな?アンコールに応えてくれて、一緒に歌う歌もあって。
にわか参加だったので、それはまったく歌えなかったんですけど(笑)。
アンコールにこんな感動演出を残してたんかい!って、楽しませすぎでしょって思っちゃいました。
会場、日産スタジアムについて
日産スタジアムに初めて行く方の参考になれば!
アリーナ40~50列目‼近すぎて驚き。
今回の席は、アリーナの40〜50列目くらい。
開演前の写真ですが、こんな感じです!
リセール枠でしたが、ファンクラブ席が一般客にも出ることもあるらしく、その恩恵を受けたこと間違いない座席。
肉眼でもメンバーの方の全身がしっかり見える距離間で、「近すぎない!?」と驚いたほど。
今回は行きは電車、帰りは車という変則的な行動ルートでした。
12時半ごろに日産スタジアムには到着。
キッチンカーでステーキ丼を買って食べて、ビールを一杯。そのあと、グレープフルーツサワーをおかわり1杯注文して、会場と同時に気分よく入りました!
…が、開演前のトイレの列がとにかく長くて。
優に1時間以上かかるので、本当に注意が必要です。
私はギリギリ駆け込みで、あと1分遅かったら間に合っていなかったです。間に合ったからよかったですが、これは猛反省。
Official髭男dism、ライブ後に加速する「好き」
ライブ前にはあまり予習していなかった分、ライブ後に曲を何度も聴き返して、今では毎日仕事中も、移動中も、家でも聴きまくっています。
まったく飽きないし、今でも日産スタジアムの歌声、空間を思い出してニヤニヤできます。じわじわと感動が深まっていく。
どの曲も知っているものばかりで、誰でも楽しめるライブでした。
こんなふうに、終わったあとに「好き」が加速していく感覚は、久しぶり。
これからも長く応援していきたいな、と思います。