奄美旅行で、ネイティブシー奄美に2泊滞在してきました。
ネイティブシー奄美のお食事は、基本和洋交互に提供されるそうです。
わたしたちが宿泊したときは、1泊目は洋食、2泊目は和食と提供されました。
今回は和食ディナーを写真付きでご紹介します。
もし洋食と和食で希望がある場合は、当日14時までに連絡をしておくとご用意いただけるようなのです!
ネイティブシー奄美で宿泊を検討されている方は、ご参考までに御覧ください!
ネイティブシー奄美の和食夕食
- もずく酢
- きびなご南蛮漬け
- 本日のお刺身
- ウァンフネの煮物
- もずくとアオサの天麩羅
- 鶏飯風茶碗蒸し
- 島魚のひつまぶし
- 郷土菓子(黒糖のケーキ?)
先にバラしますが、全部全部美味しかったです!(笑)
写真付きで順番にご紹介!
まず最初は、もずく酢ときびなご南蛮漬けが提供されます。
もずくが太くてしっかり!
東京で食べるもずくとは別物です…。
ちなみに私は酸っぱいものが得意ではありませんが、酸味もちょうどよくて、食べやすい。
ただ一緒に行った連れは酸っぱい酸っぱい言っていたので、苦手な方はいるかもしれません。
きびなごの南蛮漬け。
味付けがどストレートで、わたし好みでした!
さっぱりだけどしっかり味がついていて、めちゃくちゃ美味しかったです!
お刺身は三種盛り。
キハダとアカマツとハージンというお魚だそうです。
調べたところ、ハージンはスジアラという奄美の高級魚だそうです。
一番手前の白身がそのお魚です。
どれもぷりぷりで一切の臭みがなくて美味!
噂のハージンも淡白ですが、噛めば噛むほど旨味と脂が出てくる。見かけによらず、ねっとりとした味わい。
淡白なお魚なのに甘口醤油に負けない旨味はさすが高級魚。
やっぱり離島はお魚が美味しいですね…!
お醤油も、濃口醤油と甘めの奄美の醤油と2種類、好きな方を使うことができます。
九州にいくと甘いお醤油に頻繁に遭遇しますが、美味しいですね。
慣れないので、一口目は毎回びっくりしますが…(笑)
次がウァンフネの煮物です。
ウァンフネってなに…と思ったら、”豚の肋骨”だそうです。
初めて食べました…!
ほろほろ煮崩れるほど柔らかく煮込まれたお肉。
コラーゲンたっぷりでぷりぷり。
コラーゲンたっぷりなので、お肉をほぐすとテリッテリの骨が出てくるのですが脂っぽくなくて、しゃぶり尽くしたくなる。
お肉もぷりぷり。
お肉も美味しいですが、しいたけも肉厚。
噛むとしいたけの旨味がもうあふれ出てくる。
骨からしっかり豚の美味しい出汁が出ていて、しいたけの出汁も合わさって…。
一滴たりとも残さず飲み干したい一品でした。
次が天麩羅。
もずくとアオサなのですが、写真だとどっちがどっちかわからないですね。(笑)
右がもずくで、左がアオサです。
天麩羅はお塩でいただきます。
アオサの天麩羅は四万十に旅行に行った際にいただいたことがあるのですが、どうしてもアオサ=お味噌汁の脳になってしまうんですよね…。
アオサの天麩羅はもちもちした食感なのですが、集合体のアオサを食すことがないのでこの食感が、どうもピンとこない…
ちなみにアオサの天麩羅はひとくちいただいて、このあとひつまぶしの出汁で溶いて食べてしまいました…。
次が、鶏飯風茶碗蒸しです。
上にのっているピンクのものは梅でした。
“とりめし”ではなく、”けいはん”と読みます。
鶏飯は奄美の郷土料理でほぐした鶏肉や錦糸卵などをご飯にのせて、出汁をかけて食べるお料理。
鶏ひつまぶしみたいな感じですかね?
具合が悪いときに食べたいな〜と思うぐらいのやっさしい(けどうまい)郷土料理です。
そんな鶏飯の出汁が効いたとろとろ茶碗蒸し。
先程のウァンフネの煮物もそうですが、とにかく出汁がどれも美味しいです。
食事のラストは、島魚のひつまぶしです。
島魚の胡麻和えをご飯にのせて、お出汁をかけていただきます。
ご飯はおひつで運ばれてくるのでお好みの量をよそって、別皿で運ばれてきたお魚の胡麻和えをご飯に乗せる。
出汁をたっぷりかける。
出汁はゴマダレとの相性が考えられていて、しょっぱ過ぎない。
ウァンフネの煮物や鶏飯はスープはしっかり塩味が感じられましたが、ひつまぶしはゴマダレを引き立てる”出汁”として活躍していました。
締めにふさわしい一品。
デザートは連れにあげてしまったので撮影できなかったのですが、黒糖のパウンドケーキ?みたいなものが二口程度の大きさで提供されていました。
お酒が、黒糖焼酎とビール類、赤白のワインだったので、日本酒が恋しい気持ちでした…。
美味しかったですので、宿選びの参考にしてください!