小樽といえば海鮮…だけじゃなかった。
「北海道って、本当に、なんでも、美味しいですよね…」の真髄を見つけてしまったかもしれない。
小樽での昼食探し中、「海鮮丼にしようか」と検索していたところ、連れが「テレビで見たことある!」と教えてくれたのが「若鶏時代 なると 本店」でした。

正直、北海道と聞くと海の幸を思い浮かべがちですが…私はこの店の「若鶏半身揚げ」にすっかり心を奪われてしまいました。
帰ってきた直後から「また小樽に行きたいな」と思うほど、記憶に残る一皿です。
土曜の昼に訪問。混雑や待ち時間は
私たちが訪れたのは、土曜日の12時過ぎ。一番待ちそうな時間帯で、待合スペースには数人の先客がいました。
店内が広めで回転も早く、思ったよりも待たずに入ることができました。店内は座敷とテーブル席があり、2階にも座席はあるようでした。
レジの近くには有名人のサインがずらり。
後から調べてみると、「秘密のケンミンSHOW」などテレビでも紹介されていたようです。
注文は?システムとメニューの選び方

注文は、各テーブルにある番号札を持って、このレジに自ら行って注文するスタイル。
大きなメニュー表が各席にあるので、急かされることなく、ゆっくり悩めるのがありがたかったです。
私は迷いに迷って、「半身揚げ+握り寿司」のセットを注文しました。
茶碗蒸しやサラダも付いた、ボリューム満点の内容です。
初対面の「半身揚げ」…その見た目と味に驚き。

これが例の名物 半身揚げ。
注文してから10分ほどで、揚げたて熱々の「半身揚げ」が登場しました。
想像よりずっと大きくて、まるごと一羽分のボリュームにびっくり。
見たことない大きさで、手羽先もくっついたまま出てきます。(笑)
食べ方は、豪快にかぶりつくスタイル。手でちぎりながら、かぶりつきながら、食べ進めていきます。
がっつり手で食べるスタイルなので、デートで行くときはちょっと心の準備が必要かもしれません。
中はしっとりジューシーで、皮はパリパリ。しっかりとした味付けなので、お酒がとっても欲しくなるお味でした。
ボリューム感と満足度。半身揚げ+握り寿司セットは女性一人でも食べきれる?

正直、セットを頼むとかなりの満腹感。私は握り寿司付きのセットを頼みましたが、半身揚げ単品でも十分な満足感があると思います。

お寿司はこちらの5貫。
もちろん美味しかったですが、半身揚げのパンチには勝てていませんでした。
女性や少食の方は「本当に食べきれるかな?」と不安になるかもしれません。セット注文じゃなくていいかな…と思います。
半身揚げは、皮の香ばしさや肉の旨味、後を引くパンチのある味に引っ張られて、意外とぺろりと食べられてしまいました。
小樽に来たら、絶対に食べてほしい一品です。北海道内で販売しているお店もあるようでしたので、小樽に行かなくてもぜひ!(笑)
これを食べずに帰るのは本当に、本当に、本当に、もったいないです!