【2024】夏の大曲花火大会に東京から行ってきた!費用や混雑など正直レビュー!

旅行

今回は、秋田県大仙市で開催された日本三大花火大会の一つ、大曲の花火大会(全国花火競技大会)に行ってきました。
残念ながら、今年は天候に恵まれず大苦戦しました。

東京から大曲花火大会に行くまでの事前準備の極意と、雨の大曲花火大会で得た教訓をシェアしたいと思います!

東京から大曲花火大会に行くまでの事前準備

東京から大曲の花火大会に参加するには、3つの重要な要素があります。
1.交通手段
2.宿泊
3.座席チケット

初心者や遠方から参加する場合、これらすべてが揃わないと難しいでしょう。
今回は、それぞれの難易度やゲットするためのポイントをご紹介します。

まずは今回の私の旅プラン概要です。

旅程概要

日程: 8月31日(土)〜9月1日(日)
宿泊: 盛岡駅周辺(1泊)
主な交通手段: 新幹線

08/31 土 9:30 東京駅出発 約2時間30分 12:30 盛岡駅到着 約2時間(ホテルに荷物を預けたり。) 14:30 盛岡駅出発 約1時間 15:30 大曲駅到着 19:00-21:00 大曲花火大会 24:30(9/1) 大曲駅から盛岡駅へ移動 約1時間 ※実際は予定より早く移動しました… 1:30(9/1) 盛岡駅到着

ツアーや旅行プランは使わずに、すべて自分で手配しました。

各種事前予約の難易度とポイント

新幹線チケット (難易度: ★★★★★)

  • 出発の1ヶ月前に購入
  • 東京→大曲、大曲→盛岡の2区間必要

有料席チケット (難易度: ★)

  • 開催の2ヶ月前に購入

宿泊先 (難易度: ★★★※条件付き)

  • 開催の5ヶ月前に予約

新幹線チケット確保のコツ

  1. 事前に狙う新幹線を決めておく
  2. チケット発売日(利用日の30日前)9:50には購入準備
    • えきねっとにクレジットカード登録は済ませておく
    • 不安な場合は券売機や、窓口に。
  3. 帰りの新幹線から買う

新幹線の予約は最大の難関。
パックなどで行かない限り、争奪戦に勝つしかない。

えきねっとを操作したことがない方は、窓口か券売機に行くのがおすすめ。
迷っている間にどんどん売り切れていきます。

おそらくみんなが狙うような都合の良い便は10時10分には売り切れていると思います。
私も狙っていた便は購入できず、東京→盛岡、盛岡→大曲の便になりました。

それでも、盛岡から大曲へ向かう新幹線は超満員。
座席に座るのすら大変なくらい通路も人が溢れていました。

行きは、盛岡での乗り換えを許容すれば、すぐにチケットを取れば何とかなるので帰りの便から購入することをお勧めします。

帰りの新幹線は(座席が取れなくても)買うべき?

私は、帰りの新幹線を自由席でも買うことをおすすめします。
新幹線争奪の当日は“帰りの新幹線から買うことをおすすめします。

なぜ帰りの新幹線から買うべきか?は、以下の通り。

  • 指定席の方から優先的に案内されるため、帰る際の駅での待ち時間が少ない
  • トイレが使用できる(乗車場所によっては難しいかも…)
  • 停車駅が少ないので、立ち席でも場所を確保しやすい

駅に着いていれば、指定券を持っている人は時間の便に乗れるように、優先案内の専用待合場所が用意されます。

しかも、新幹線は乗車時間が違っても、立ち席なら乗車券として使えるので損もしません。

私も、帰りの新幹線は完全に忘れていて、深夜24時半出発の臨時最終便チケットを取っていましたが実際にはもっと早い時間に特急券として乗車しました。

ちなみに、有料席エリアまで30分くらい。
さらに座席につくまでに、+10分くらいは歩きました。
天候も悪かったので、余計時間がかかった気もしますが、時間は1時間から2時間ほどずらして考慮しておいた方がいいです。

おすすめの宿泊地。宿はいつ頃予約すればいい?

ホテルは、同年3月頃に先立って予約していました。

チケット発売の発表よりも前に、ホテルだけ予約していました。
ホテルは前日まではキャンセル可能だったので、チケットが取れなかったらホテルをキャンセルするつもりで予約。

チケット購入後に、見たときには盛岡のホテルでも空きがなかったので、もし行きたい場合は早め早めで予約するのがおすすめです。
※大曲近辺の宿は、ほとんど抽選予約なので知り合いでもいない限り予約は困難です。

宿泊先を探すなら盛岡駅周辺をおすすめします。

  • 大曲駅から新幹線で約1時間、乗り換えなしでアクセス良好
  • 東京からのアクセスが良い
  • 比較的、宿が多くて予約を取りやすい

当日は、東京から大曲へ直通の新幹線は競争率が高くて、取れない可能性もあります。

盛岡に一時下車してホテルにチェックインを済ませて…ということもできるので、盛岡駅をおすすめします。

ぜひ、盛岡に泊まって、ぜひもちもち盛岡冷麺も食べてほしいです。

準備にかかった費用(大人2名)

準備段階での総額はこんな感じです。

  • 宿泊代:35,000円
  • 交通費:51,000円
  • チケット代:14,000円

宿泊代は、おそらく普段の倍ぐらい…?

これに飲食代などが加算されるので、1名、6〜7万ぐらいみておくと良いかもしれません。

雨の大曲花火大会

2024年の夏の大曲花火大会は、あいにくの雨。晴れている日とは違う注意点がたくさんあります。

特に、持ち物と服!雨なら浴衣は絶対にやめたほうがいいです。

雨の花火大会の持ち物 チェックリスト

  1. 雨具(かっぱ、折りたたみ傘の両方必須!)
  2. 長靴
  3. タオル(バスタオル級がおすすめ)
  4. ビニール袋・ゴミ袋
  5. ウェットティッシュ
  6. ポケットティッシュ(トイレ用に多めに!)
  7. モバイルバッテリー
  8. 水分補給用の飲み物
  9. 軽食

雨の日寄りになってしまっていますが、晴れの日は帽子や日傘が必須になると思います。

大曲駅周辺の状況

当日の大曲駅周辺の様子についてです。もともとすごくにぎわっている繁華街のような場所ではないので、お店やコンビニは非常に少ない。

しかも駅前のニューデイズは混雑緩和のためか、クローズしていました。

  • 時間潰しできる場所が少ない
  • 駅のトイレは大混雑
  • 営業しているコンビニが駅からとても離れている

可能なら新幹線に乗る前や盛岡駅などで必要なものは、調達しておくこととおすすめします。

大曲花火大会の有料席実態

有料席を購入しましたが、期待ほどの良さはありませんでした…。
過去に他の花火大会にも有料席で参加したことがありますが、あまり良いものではなかったです。

  • トイレの数に対して人が多すぎてトイレに長蛇の列
  • 男性用仮設トイレはなぜか扉なし(開放型)
  • 有料席限定の出店でも大混雑

全体的に有料席の数に対して設備が少なめな印象。出店もとにかくずっと混雑していて、足元も信じられないほど悪かったので買いに行く気にすらなれませんでした。

私たちの座席は比較的駅から遠く、出店エリアに近くて端の方。

河川敷に行き着く前に、チャーシューを売っているお店があったのですが、もし行くならチャーシューを探してみてください。
毎年営業しているかはわかりませんが…

私は、そこで買ったチャーシューが美味しすぎて、味付けとしては自分史上No.1と言っていい。
これから花火大会だというタイミングで、タレまで買って帰るほどドハマりしました…。

東京に帰ってきて、使い切ってしまう頃に何とかして手に入れることができないか血眼で探していたのですがなかなか入手は難しそうです。(笑)

大曲花火大会、とうとう打ち上げ

昼花火と夜花火の2部構成で、昼花火は煙で魅せるような花火。
夜花火は、よくある花火を品評会のような形式で順番に上げていく方式。

花火の他に、「ドローンショー」があって、これが非常に印象的でした。

打ち上げ時間になると、雨こそ上がりましたが、今度は無風で煙が滞留しまくり。

残念ながら、煙の影響で花火の全容を楽しむことができず、こんな具合に…。

ひどい煙。もはや爆発…。(笑)

やっぱり雨が降ったり、風が強かったりすると花火大会は中止になりがちですが、全く風がないのもダメなんだなぁと…。

自然を相手にするエンタメは難しいですね!

雨に濡れて体力もかなり消耗していたので、途中退場を決意しました。

帰路の混雑

フィナーレの少し前ぐらいに退席して、21時半頃に駅に到着しました。
そこから新幹線自由席専用レーンに並んで、新幹線に乗るまで1時間待ち。盛岡までの1時間は立ち乗りでした。

でも、東京の満員電車ほどは混雑していないのでそこまで辛さはありませんでした。
普通に立っていられるレベルでした。

Q&A

Q.夏の大曲花火大会、浴衣でいける?浴衣で行く場合の注意点

晴れなら着てもいいとは思います。(大変だろうからあまりおすすめはしないですが・・・)

雨なら絶対にやめたほうがいいです。

足元が信じられないほど泥だらけになります。ぬかるみ。

私が履いていた黒いズボンの裾はこのように泥だらけになっていました。

大事な浴衣が泥だらけのぐちゃぐちゃになってしまうかもしれません。
しかもトイレも狭くて大変だったので、帯が緩んだときにも直すのはかなり厳しいかもしれません。

Q.大曲花火大会は、指定席や特急券を買わなくてもいける?

指定席や特急券以外でも買わなくても、一般車両も並走しています。
取れるなら指定席、取れなくても帰りは自由席でも新幹線が良いと思います。

大曲駅の周辺では、トイレの確保が大変です。
新幹線なら車内にトイレがあるので新幹線に乗ってトイレに行きました。

ただ、通路までしっかり人でいっぱいなので、車両を移動するのはかなり大変で車両の近くにトイレがなければ難しいかもしれません。

指定席が買えなくても特急券を購入して、新幹線で移動することをおすすめします。

帰りは指定席がない場合、車両を指定して押し込まれるのでトイレに行くのはかなり厳しいかもしれません…。

有料席を買わなくても大曲の花火大会は見れますか?

有料席がなくても、駅前からでも花火を見ることはできました。しかし有料席がないと河川敷には入れません。

全貌を見るならば、有料席は必須でしょう。

まとめ 次回参加へのアドバイス

今回の大曲の花火大会は、天候に恵まれず残念な結果となりましたが、貴重な経験となりました。
次回参加を検討している方へ、以下のアドバイスをお伝えします。

  1. 交通手段と宿は超早めに確保
  2. チリ紙とビニール袋は必須!(雨なら雨合羽!)
  3. 駅周辺の施設が少ないので、時間つぶしの計画を
  4. 全体的に混雑は覚悟
  5. トイレ事情を考えて、事前事前に
  6. 食事は会場外で済ませるか、軽食を持参するのがおすすめ

大曲の花火大会は、日本を代表する花火大会の一つです。

天候に恵まれれば、きっと素晴らしい体験になるはずです。皆さんも挑戦してみてください!ただし、天候には十分注意しましょう。

私は、あまりにも天候に恵まれずさんざんだったので、しばらくいいかな…と思います(笑)。